ブロッコリースプラウト栽培実験大成功の巻
こんばんにちは。昼寝ねこです。
巷で人気を博しているブロッコリースプラウトですが、
買うと高いというデメリットがありました。
僕も野菜嫌いもあり食べられる野菜が限られるのと、
白髪予防効果や抗酸化作用があるというので週に2パック買っていたんですが、
そうすると週に200円かかり、月にすると800円になります。
書いてみると大したことなさそうですが、栽培すれば節約になると思い実験を試みてきました。その結果を報告したいと思います。
あらすじ
過去の記事を読んでくれている方ならお解りでしょうが、
まずは普通に、と言ってもキッチンペーパー有りのカゴとそのままの2通りの蒔き方を試してみました。
俗に「カイワレタイプ」という育苗方法になります。
結果として、キッチンペーパーなしの方が収穫も簡単で成長もいいことが解りました。ポイントは専用キットを買わずとも100均に売っているカゴ付きのタッパーで簡単に育てられることです。これで更なる低コスト化を実現。
また、試行錯誤により12時間ほど水に浸けて発芽を誘引した後、かごに蒔けば種子が肥大化し、かごの隙間からの落下を防ぐことができると解りました。
この手法により育成に成功して既に4パック分ほど収穫して食卓に並びました。
これでも大成功と言えるのですが、先日のこと。
台所にあった「小麦粉シェイカー」を見てポット栽培のキットに似てると思ったんですよ。俗に「もやしタイプ」という育苗方法ですね。
それで早速、100均で同じものを買ってきて実験してみました。
その結果、
5日間の栽培で、発芽してからここまで成長しました。
もう食べごろであと2日ほどでポットがパンパンになると思います。
正直こんなにうまくいくとは思いませんでした。
どちらが育てやすいか
育ててみた考察としてどちらが育てやすいか。
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ずばり『もやしタイプ』です。
カイワレタイプも決して難しい手法ではないけれど、
もやしタイプには大きなアドバンテージがあります。
ブロッコリースプラウト栽培に欠かせないのが朝晩の水やりです。
逆に言えば他にすることは一つもないです。
その水やりですら、ずぼらな人間にはめんどくさいんですよ。
カイワレタイプは育苗しているカゴを持ち上げて水を流し、
霧吹きで葉を洗浄するように水やりをしていました。
一方、もやしタイプはと言えば、水道で水を入れたら流すだけ。
蓋についたアミで濾されて種子や芽は流れません。超簡単。
それを5日繰り返すだけで写真のように出来上がります。
ということで以後は小麦粉シェイカーを増設し、4台体制で臨みたいと思います。
コストパフォーマンス考察
今回の実験で購入した種子はAmazonで300ml=1550円でした。
1回の栽培(1パック分と同等)で小さじ1=5mlを使用します。
ということは、60回の栽培が可能なため市販品の購入で言えば6000円分。
16回の栽培でコストは回収できたことになります。
1回の生産コストは約26円。
1パック購入が現在108円なので週2、年間96パック購入すると10368円。
同等量を滞りなく生産したとすると2496円となり、年間7872円の節約になります。
さらに、大きい容量の種子を購入すればもう少し安くなります。
現時点で600mlが2650円、900mlが3450円で販売されているので、
600ml=120回 2650÷120=22.1円/回 22.1×96=2122円/年
900ml=180回 3450÷180=19.2円/回 19.2×96=1843円/年
ただし種子の長期保管による発芽率低減のリスクがあります。
僕の家庭菜園経験から2年ほどなら冷蔵庫に入れておけばそれほど影響はないと思いますが・・・
それに栽培に飽きる可能性も大いにあります。年8000円のためにちまちま栽培するくらいなら買って食った方が楽だし良いという人も多いでしょう。
どこで倹約するかは人それぞれですし、つまるところ趣味の世界です。
でも節約は一つ一つの積み重ねですから。いろいろと取り組むことで年数万円の節約につながっていくものですよ。きっと!!
今後の展望とまとめ
気温が上がってきてからポット栽培がどうなるか。引き続き検証していきます。
もしかしたら熱のこもりにくいカイワレタイプの方がアドバンテージがあるかもしれません。年中安定して栽培できるように試行錯誤を続けていこうと思います。
皆さんも家庭で簡単にできるスプラウト栽培を始めてみてはいかがですか?
健康にも節約にもつながると思いますよ。 そこの若い人!!30歳過ぎたら白髪が増えてきますよ。