エバニューのアルコールストーブでメスティン炊飯を試してみた。
こんばんにちは。昼寝ねこです。
世間ではキャンプが流行っているようですね。
僕は流行とは関係なく同じようなタイミングでキャンプを趣味にしたわけですが、僕の場合はキャンプは火で遊ぶための手段であって目的ではないんですよね。
今日は外の秘密基地(笑)で薪ストーブで炊飯しようと思ったんですが風が強くってやめておきました。
そのかわり、先日仕入れた火遊び用のキャンプアイテム『メスティン』と『エバニューのチタンアルコールストーブ』を使って炊飯をして遊んでみました。
エバニューチタンアルコールストーブとスタンドについて
エバニューのアルコールストーブっていうのはキャンプギアとしてはお高いものでして、愛用者も多い一流商品です。
そのしっかりした作りと、火力に定評があります。
逆に言えば火力が強すぎてアルコールの消費が早く使いづらいという評判も聞きます。
使ってみれば一目瞭然。
2重の火口から勢いよく炎が立ち上がり、お湯を沸かす目的なら最強のアルコールストーブだと思います。
一方、調理には…向かないですね。調理の場合はゆっくりと火を通す必要がありますから。しかしこんな話を耳にしたのです。
エバニューのアルストスタンドは公式に説明書には書いていないもう一つの使い方があると!!
これがスタンダード。
下の台座になっているところにアルストをはめ込みます。
これを…
上のパワープレートという火力安定のための板を付けるところにアルストがジャストフィットします。
これをするとどうなるかというと…
火力が抑えられるんですね。アルストの上に直置きしても火力が抑えられるんですけど、アルコールから揮発した水分の逃げ場がなくなってしまうんですよね。
これをすることで30mlで6分で燃焼してしまう燃料が13分も持続できるんですって。
今回炊飯をするにあたり量が解らなかったのでとりあえず30mlでやりましたが、10分くらいで沸騰し、13分だと蒸発が足りなそうだったので少したしました。35~40mlの燃料を使うとちょうどいいかも。
メスティンでの炊飯
先日買ったばっかりのメスティンだったのでまずはシーズニングという作業をしました。鍋に張った米のとぎ汁で15分煮ただけですが。
煮ている間に米の給水をしておきました。
トランギアのメスティンが本家本元ですが、3000円以上します。メーカーにこだわらなければAmazonで500円で売っているんですよ。高いものを一つ買うよりいくつか持っておいて雑に使えたほうが良いというのが僕の考えです。1つ目僕はセットでポケットストーブとバットの付いた商品がおすすめ。500円のメスティンをあと2つくらい買おうかな。
アルストに着火。
米を入れていきます。
米は1合、水の量は180mlですが、取っ手の接着部まで水を入れるとちょうどいいらしい。
沸騰するまで10分くらい?水分が飛んでパチパチと音が変わるまで15分くらい。
火が消えたら逆さにして10分くらい蒸らします。
完成しました。芯もなく美味しいご飯が炊けました。
まぁやっぱり一番おいしいのは薪ストで羽釜を使って炊いたご飯ですけどね!!
お焦げを求めるとメスティンに焦げ付きが出来てしまうし、炊飯時間が短いと水っぽくなってしまう。音で聞くのが一番です。
100均でも売ってるあの旅館とかで出てくる固形燃料でやると、火が消えるまでの時間でちょうど出来上がるんですって。自動炊飯と言われています。
今回のアルコールでも燃量を入れる量で自動炊飯になりますね。
燃料のコスパ比較
こんなお金についてのブログを書いているくらいですから、やっぱり気になるのがお金の話。メスティン炊飯は薪に比べて手軽にできるので今後ぜひやっていこうと思うのですが気になるのが燃費です。
メスティン炊飯で考えられる燃料は『固形燃料』『燃料アルコール』『ガスボンベ』がありますが、コスパはどれがいいでしょうか?
燃料アルコールの場合、薬局で500mlのものが400円程度で売られています。
炊飯に使う燃料が35mlと考えると1度の炊飯に28円かかる計算になりますね。ウェルシアお客様感謝デーで買えば270ptで買えるから1回18.9円くらいかな?ウェルシアでのアルコールの価格はあとでちゃんと調べておこう。ちなみにAmazonで20本セットで買えば1本300円で買えます。めっちゃ使うならお得だけど、まぁ使わないよね(*´▽`*)。
固形燃料の場合、100均で売られているのは3個で110円。ということは炊飯1回36.6円とコスパがあんまりよろしくない。Amazonで売ってる固形燃料である程度の量をまとめて買うとすると一般的には27円、僕の調べた最安値は1回23円でした。この値段ならいいですね。趣味兼非常用に買っておこうかと思いました。
ガスボンベの場合、イワタニとかの高級なのを使わず1本100円程度と仮定し、1本で約1時間半の燃焼が可能と仮定します。すると15分の燃焼が必要とすると1本で6回の炊飯が可能。つまり1回16.6円。実際やったらほんとに6回できるのか?5回しかできないとしたら20円になります。コスパで言えばやはりガスということになります。しかし自動炊飯にはならないので一長一短あるのかも。
こう考えると購入条件によってはアルコールが最安になるけど、価格の安定性ではガスボンベに分があります。しかし携帯性と楽さを兼ね備えて23円なら固形燃料もあり。結論としては価格的にはみんな安いから使用場所や用途に合わせて使いわければいいと思います。ガスボンベは充分貯蔵してるけど、アルコールも固形燃料も非常用に買っておこうっと!!
おわり
初めてやったメスティンの炊飯は手軽で楽しい物でした。次回はガスボンベで試してみようと思います。メスティンでは炊飯の他にも炊き込みご飯やスパゲッティもできるらしい。キャンプの時のレパートリーを増やすために休日はいろいろ作ってみよう。