イーサリアムマイニング1週間続けた結果。
こんばんにちは。昼寝ねこです。
先週から既存のRX590グラフィックボードを使ってイーサリアムのマイニングを試していました。
設定と調整を試行錯誤し、おそらく今の設定がこのPCで一番効率的だと思う条件にしたので収益がいくら出るのかを記事にしたいと思います。
設定について
結局、マザーボードの設定もマイニング設定にしました。
調べてみたらmsiのマザーボードはマイニングを想定した設定が既にあり、プルダウン1つで変更できたためです。
また、Radeonのソフトウェア設定もグラフィック⇒コンピューティングに変更。
あとはmsiアフターバーナーで一番電力消費とハッシュレートのバランスがいい数値に調整しました。
マイニングはコアクロックを下げ、メモリークロックを上げるとハッシュレートが出るのが基本のようですが、コアクロックを下げ過ぎると挙動がおかしくなりました。
出力とコアクロックは挙動が維持される範囲でできるだけ下げつつ、メモリクロックをあげていくといった操作になりました。
一週間マイニングした収益結果
いろいろ試しながらマイニングを1週間試した結果です。
現時点で報酬額0.00287ETH。日本円で1100円くらいです。
現在の設定だと1日0.0005~0.00052ETHになるので一週間で0.00350ETH。
約1330円となります。
消費電力が1日140円くらいと仮定し、1週間で980円。
実利益は1週間で350円、1ヶ月で1400円の利益になります。
これだけめんどくさいことをして1ヶ月で1400円の利益か…と思うかもしれませんが、言い方を変えれば最低でも24時間PCをつけっぱなしにしても電気代をペイできるという結果になりました。
家時間の長くなる引きこもりセミリタイアマンにはちょうどいいかなと思ってしまいます。
セミリタイアする僕視点のマイニングメリット
セミリタイアしている人が!!というかただの僕の考えですけどね、先週も書いた通り効率的なんじゃないか?という考えが『熱量』と『電気代』です。
アフターバーナーの写真を見てほしいんですが、右中央にGPU温度が書かれています。
現在の設定だとGPU負荷が100%の状態だと66℃の温度となっています。
GPUの寿命をゴリゴリ削っているのかもしれませんが、逆に言えばゲームだけするのには勿体ないPCを有効に使っているとも言えます。
でこの66℃の温度を維持するためにファンが常に回り続け、排熱を行っているわけです。マイニングではこの排熱こそが問題なのですが、冬は最高コスパの暖房として使えるんじゃないかと思うんですよね。
現に最近、肌寒い日が結構あるじゃないですか?
そんな中で僕の部屋はぽっかぽかですからね。セミリタイアしたら最高効率の暖房器具は燃料代ゼロの薪ストーブだと思っていましたが、GPUはなんとプラスですからね。
さすがにグラフィックボード一つで冬を越せるとは思いませんが、エアコン代の節約にはなると思われます。
それと、電気代についてですが、PCを基本動作させているときの消費電力が約100w程度、マイニングによるGPU100%負荷状態の消費電力は205wになります。
つまり一般利用しつつマイニング処理をさせているときは、105w程度しか余計に電気を消費していないという見方もできます。
PCでゲームをするときはマイニングはできないし、高画質で動画を観たりすればハッシュレートは落ちますが、720pでYoutube視聴したりAmazon動画を見る分には大してハッシュレートは落ちません。
つまり他の作業でPCを利用しつつマイニングしている分には電気代は半分と考えていいわけで、家時間の長い引きこもりセミリタイアマン(予定)にはコスパが良いと考えられます。1日16時間PCをつけっぱなしにしている分の電気代をペイしてくれるだけでも相当ありがたい。約1300円の節約になりますからね。
おわり
結論としては以前と変わらずですが、冬の間にマイニングするのはかなり高コスパだろうということ。
10月から4月くらいまではマイニングしようかなぁ~と思います。すると収益としたら1万円になります。さらに9000円の電気代節約効果。
冬の間はコスパの良い暖房として、またセミリタイアの節約効果として使っていこうかと思います。
補足ですが、イーサリアムマイニングはいつまでできるかわからないし、仮想通貨の価格はめちゃくちゃ変動しますので設備投資してまでやるのはあんまりお勧めできませんよ。たまたま使えるグラボがあるからやるか、高額投資してコスパの良いリグを作って本格参入するか…そんな感じかと思います。