こんばんにちは。昼寝ねこです。
1か月ほど前にタナゴを捕りに行ったという記事を書きました。
それから何も報告を記録していなかったのですが、
ちゃんと世話はしていて、まだ元気に泳ぎ回っています。
今回はそんなタナゴの魅力を書いてみたいと思います。
水槽に移した時の記憶
水槽に移したあと数日は、白点病のような症状が見られました。
正直、これにかかったらもう駄目だろうなと思っていたのですが、
数日したら白点も収まって元気になりました。
以前はアクアリウムを趣味にしていましたが、魚で病気が治ったのは初めて見ました。
病気や気温変化に強くて飼いやすいし、シンプルでキレイなタナゴの魅力にハマってしまいましたね。
水槽の環境
以前、部屋でアクアリウムをしていた時に僕は狂ったように水質を求めました。
自作のろ過装置に水槽一つを丸々改造した濾過槽。熱帯魚に一切のストレスを与えない構成を作り上げました。
しかし、仕事をしながら水を替えたり、掃除をしたりするのは負担が大きすぎて結局断念しました。アクアリウムをするというのはとても大変なことなのです。
一方、今のタナゴをどうしているかと言うと…
屋外の軒下に過去の残影である水槽を置いてエアレーションすらしていません。
週に一度、ガラスを拭いてホースで水を半分変えるだけです。
餌は100均で売っている金魚の餌とメダカの餌をあげています。
真夏になったらどうなるかわからないし、冬は玄関を片付けるか、軒下に防寒対策をしてヒーターを設置しようかと思っていますが、ほとんど手間がかからないのに元気に泳いでキレイな姿を見せてくれています。
アクアリウムでブルーのライトを照らして幻想的な風景を作るのもきれいですが、淡水に生きるシンプルで強い魚影を見るのも楽しいものです。屋外で飼うと日光に魚鱗が反射してとてもきれいに見えるんですよ。
ただし、富栄養のためか日光が直接当たるためかすぐに水が緑になります。
グリーンウォーターの方が魚には良いと聞きますし、良いんですけど見栄えが良くないですよね。現に今回は写真をお見せできませんね。察してください。
タナゴの繁殖について
2週間ほど前のこと。6月の初めですね。週末の水替えをしていたら、一匹の小さな魚がいることに気付きました。慌ててメダカを飼っていた水槽を空けて、その稚魚と捕ってきた貝を移動させました。
なぜ貝を移動させたかと言うと、タナゴは春になるとメスは産卵管という器官を使って貝に産卵するんですね。それで卵はなんと3日ほどで孵化するらしいのですが、その後1か月ほどは貝の中で成長するという面白い生態をもっているんです。
中には貝に半年近く住んでから出てくる品種もいるらしく、貝にとってはタマったものではないですね…。しかしこの貝も繁殖のためには魚のエラやヒレに幼生を付着させ栄養を吸って大きくなるという、共生関係にあるらしいのです。
そんな生命の神秘を家の庭先で繰り広げられたらとても素敵です。
メダカ水槽はビオトープのようにしていて、底には赤玉土を敷いているのですが、貝が嬉しそうに土に潜っていきました。やっぱり貝は土があった方が良さそうです。その後、毎日楽しみに観察していると…なんと100匹以上の稚魚が貝から生まれましたよ。
ますます、タナゴの世界にのめり込みだしました。
将来の生活に新たなビジョンが
あと数年で社会からカミングアウトして移住先ではのんびり隠居生活を営む予定ですが、その生活の基盤となるのは実益を兼ねた趣味だと思うんですよね。
食料を自給しながら淡水魚やアヒルを飼って、陶芸、山菜取り、釣りなんかもして。
移住予定地はちらほら観光客も来る山のふもとなのですが、釣ってきた魚やタナゴなんかを展示して、薪ストーブに、作った陶器でコーヒーなんか飲めるカフェでもやってみるのも面白いかもしれませんね。そして大繁殖させたタナゴを買ってもらおう。
なんてそんな上手くいくわけないんですけど、そんな趣味を楽しめるくらいにのんびりした生活を送るためにもインカムゲイン・キャピタルゲイン双方を得られるように頑張って節約と投資をしていこうと思いました。
稚魚が可愛いんですよ。あとで水中撮影でもしてお見せしようと思います。