こんばんにちは。昼寝ねこです。
昨日は久しぶりに釣りに行ってきました。
物凄いアクシデントと逆にすごく良かったこともあって、
一味違ったエキサイティングな釣りになったのでそこんとこ記録しておきたいと思います。25枚の写真と共にお話ししますのでご期待ください!!
- 朝4:00起床5:00集合
- 合流そして出発
- 街を抜け山に入ったところで衝撃的な光景に遭遇
- 到着そして・・・
- 受付そして釣り開始
- 下処理を済ませ、帰路につきます。まだ時間は昼過ぎ。
- 帰宅そして爆睡そして夕食
- 燻製の処理と燻煙作業に向けて
- まとめ
朝4:00起床5:00集合
釣り人の朝は早い。車で1時間半の群馬県沼田市に行くのにも5時集合である。
結局僕は仕事から帰り、道具の準備をして釣りの動画を見ていたら、
寝るのは2時になっていました。旅行前はいつもこうです。
しかしきれい好きの僕はどんなに眠くとも出発前には絶対にシャワーを浴びる。
さっぱりした気分で集合の地へ向かう。そこからは同行者の車で行くことになっています。目的地は日本イワナセンター。
車に乗り込んだ僕にカーナビが告げる。
合流そして出発
同行者と合流しいよいよ目的地に出発。まだ雨は降っていませんが、
今日の天気は曇り時々雨。カッパの準備はしてきています。
昨夜の群馬県は一部でゲリラ豪雨だったようだけど大丈夫だろうか?
スマホという一応電話機能はあるがあまり鳴らない便利検索端末を開いてみる。
「沼田市 深夜2時に120mmの記録的大豪雨…」マジかよ…
僕一人なら行かない。しかし同行者はプロである。
この人は絶対に行くと僕のセブンセンシズは告げる。
動き出した歯車は止まらない。不運(ハードラック)と踊(ダンス)っちまったぜ。
街を抜け山に入ったところで衝撃的な光景に遭遇
天気は曇り、時より小雨が降るくらい。大きな変化は見られない。
カンカン照りで暑いよりこれくらいの天気のほうがいいなぁと、
釣りを楽しみにする気持ちが大きくなっていく。
釣りの話や仕事の話で話が弾む。あぁ楽しみだなぁ~。
車は進み山間部に入る。
( ^ω^)・・・
土砂崩れ。リアル災害じゃねーか!!道は塞がれ重機が土砂をどかしている。
あぁこれは無理ですね。うん、帰りましょう。そうしましょう。
と思ったのですが、幸か不幸かこの場面に遭遇した30秒後に封鎖は解除されました。
いよいよ棺桶に片足突っ込んでいくスタイルです。
うひゃぁぁぁ。道の端が川になっています。
流された木・石。そして岩。雨は止んでいるとはいえ緩んだ地盤がいつ崩れるか知りません。バトルドームより超エキサイティングです。
呑気に写真を撮りながら僕は思います。あぁ……
「僕の車じゃなくて良かった。」
車高が低いし、この石一つ一つが車へのダメージ半端ないです。まして斜面から岩が転がってでも来たら…
跳ね上げた小石が車の下にあたりバコンっと音を立てます…ひぇぇ~。
到着そして・・・
いやいや絶対あかんやつじゃ?と思う道もなんとか通れてしまい、
目的地に到着しました。正確には目的地の入り口に。
入り口の先は道に深刻な陥没と川ができていました。
駐車場には入れません。数台の車が既に思い思いの場所に車を停めていました。
既に到着していた孫連れのおじちゃんに話を聞くとどうやら営業しているらしい。
前に習えで車を停車。僕の車と実力じゃこんなとこに停めたら終わりだわ。人生が…
受付までのぬかるんだオフロードの坂道、20㎏以上ある荷物をもって上がるのは地獄でしたね。
受付そして釣り開始
到着してみればあとは何も考えず楽しむだけです。
受付でルール説明と支払いを済ませます。
いろんなプラン(?)があるけど今回は5時間のコース(?)です。
料金は3500円で意外と安いなぁと感じました。
匹数制限があって持ち帰りは10匹まで。
ただし30㎝オーバーは1匹で5匹換算、40㎝オーバーは10匹換算になるとのこと。
燻製にしたいので小さいの10匹持って帰った方がいいなぁと思いました。
水は濁っていて隣に流れる川は急流ライン下りみたいになっています。
小雨がパラつき始めたのでカッパを着て釣りの準備をして釣り開始です。
新しい竿に新しいリール。フロロカーボンのライン。
キャストしてルアーを飛ばす。その繰り返し。
どこに投げるか、魚の反応はどうか。そんなことに夢中になり、
毎日の朝と夜をなぞるだけの退屈な日常と精神が離れていきます。
あぁ僕はどうして魚と金を割り算して損得を考えていたんだろう。
こんな楽しいイベントいくら払ってもやるべきなんだよ。プライスレス。
あっという間に5時間が経過し、釣果は数えきれないくらい釣りあげました。
まだまだ初心者でミノーを投げて当たりを取る感覚が解らなかったのですが、
いい練習になりました。
水が濁っていて天気が悪い日の方が活性があがるらしいのですが、こんなに釣れる日はめったにないらしいです。いろいろなレビューを読みましたが、普段は水が透き通ってきれいなところなんだそうな。
今回は活性が落ちて釣れない時間が一度もありませんでした。
持ち帰るのは二人で中2匹、小10匹になりました。
数と大きさばかり見て魚の種類に気遣いませんでしたが、受付に戻り数を確認されるとき、「この2匹はなんとかサーモンで他のニジマスよりずっと高価です」と言っていました。価値とかぜんぜん気にしてなかったなぁ~。価値とか気にするのは野暮ってもんだよ。すぐコスパを計算する人間になっちゃいけないよ!!まったく!!
下処理を済ませ、帰路につきます。まだ時間は昼過ぎ。
すごく充実した時間を味わえたなぁという思いで帰路につきます。
帰りは既に通った道を戻るだけ。災害処理も進んでいたしアクシデントなくすんなりと帰ることができました。気になったのはサルを見たくらいですね。
眠すぎてうつらうつらしながらも、申し訳ないので頑張って起きてるのが辛かったです。
帰宅そして爆睡そして夕食
帰宅する頃には雨がひどくなっていました。釣りしてるときに大雨にならなくて本当に良かったなぁと思います。家に帰り、荷物を置くと安堵と疲れで爆睡してしまいました。
目が覚めると、道具の手入れと魚を処理する作業が残っています。
巨大ニジマス。39㎝の巨大サイズです。
こちらは切り身にして香草焼きにすることにしました。
正解は白身魚なんですが・・・
すごく美味しそうな白身ですね。
いや本当に白いんですよ。今まで燻製にしたニジマスは白かったです。
今回燻製にするニジマスはほんのりピンクですけどね。
甲殻類やプランクトンに含まれるアスタキサンチンという成分を取り込んでだんだん赤くなるそうで、大きいマスほど赤くなっていくんですね。
以前(同行者が)釣った川にいた大きなニジマスを持って帰って塩焼きにして食べたら臭いし身は白いし美味しくなかったですが、ちゃんと栄養を取って育ったマスはこんなに綺麗に赤くなり、
こんなに脂がのって美味しくなるんですね。
前身の部分、後身の部分、そしてハラス部分を焼いたら脂があふれ出てきました。
香草塩と以前100円で購入したローズマリーの葉っぱを摘んできて香草焼きにしました。めっちゃ(゚д゚)ウマー
こんな旨いニジマスは初めて食べました。
燻製の処理と燻煙作業に向けて
こちらも焼いても旨いのかもしれませんが、ニジマスとは基本淡白な魚。
淡白な魚は燻製によく合います。
しかしサイズがどれも30㎝ちかいビッグサイズです。過去に天然のイワナや秩父の養殖ニジマスを燻製にしましたが、サイズは20㎝くらいだった記憶。うまくできるでしょうか?
さて今回もソミュール液を作っていきます。
塩・砂糖・おろしニンニク、それに収穫してあるタマネギ、庭で育っているローリエ・ローズマリー。そしてレモンバームとミントも入れちゃえ!!
ひと煮立ちさせて冷ましたらニジマスを漬け込んで一晩置きました。
今は塩抜きを終えて乾燥作業中。そしてこれから燻煙作業。時系列が追いついたので燻製に付いては別記事で紹介するとします。
まとめ
フィールドフィッシングはお金がかかるし、ちょっとなぁ~と思っていましたが、こんなに楽しくてたくさん釣れるとは思いませんでした。今回は結果的にすごく幸運な条件だっただけですが、気分も変えられるしリフレッシュにまた行きたいです。
それに20㎝サイズのニジマスは200~300円くらいですが、30㎝サイズだと400~500円くらいするので元が充分取れましたね。(交通費と紛失したルアー分を気にしなければ)
などとまたお金の計算を始めるのが僕という人間のつまらなく醜いところですね。
次はそのうち渓流釣りに行くと思います。別の人からはフライフィッシングにも誘われました。既にワカサギ釣りの予定も入っています。昼寝ねこさんの釣り紀行にこうご期待!!