昼寝ねこの雑記帳

30代前半の低所得社畜の管理人さんが節約と投資とせこい小銭稼ぎでセミリタイアを目指す試行錯誤系ブログはこちらです。

今の会社の退職金制度についてまとめておく。

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こんばんにちは。昼寝ねこです。

僕の部屋の机には書類が山になっています。

緊急ではないけどあとで読まなきゃいけない書類たちです。

これがなかなか片付かないんですよね。

緊急ではない。すぐに知らなきゃ困るわけでもない。

その代表たるものが今回の退職金制度ですよね。

サラリーマンを定年まで続けていくなら今知っておく必要はない。

全貌を知らなくても時期が来れば貰えるわけですし。

しかし僕たちセミリタイアという志をもった者たちは把握しとかなければいけません。

退職金制度を知ることでいつまで働かないといけないのかが解らないからです。

回り続ける歯車には成り下がらない。それが僕たちなのですから。

今回の会社は日本の大企業だけあり、給与は高くないけど福利厚生がしっかりしています。

その分複雑になっているんですよね。

参考に前職の退職金制度を見てみましょう。

前職は所謂“退職一時金”のみでしたからシンプルです。

就業規則の文章にはこうあります。

退職金は退職月の基本月額に勤続年数に応じた勤務年数別支給率を乗じて算出した金額とする。

そして自己都合退職と定年退職で支給率が別れています。

この会社は役職手当も基本月額に含まれましたし、人事評価に限らず最低昇給率も保証されていました。

定年まで普通に働けば月給は主任で50~60万、課長以上は80万位もらえたと思います。

40年働いた場合、退職金支給率は47.0なので退職金は2350~3800万位貰えることになります。

自己都合退職の場合、僕のように5年くらいで辞めようとするとどうでしょうか?

僕の当時の基本給が26万くらいでしたから5年働くと退職時の基本給は29万くらいになったはずです。

そうすると退職金支給率は3.5なので、退職金は100万円くらいということになります。

定年に比べればあまりもらえませんが、5年で100万もらえればいいとも考えられます。

結果的に僕の場合、会社事由で短期離職になってしまうということで、

1年半で270万円くらい退職金が貰えました。外資系だけあって金払いはいい会社でしたね。

今の会社はどうでしょうか?社名は言いませんが1部上場の材料メーカーです。

退職金制度は3つに分かれています。

退職一時金、確定給付年金確定拠出年金の3つです。

退職一時金は職級加算によって年間で最低15000円~最高260000円分が蓄積されます。

確定給付年金は、

勤続年数により年間18000円~200000円分が蓄積されます。

②加えて職級により支給される60000円~348000円のうち36%が蓄積されます。

確定拠出年金は、職級により支給される60000円~348000円のうちの64%が掛け金として貰えます。

職級は全部で11等級に分かれていて毎年の評価によって上がり、基本給にも反映されます。

役職が付くとさらに支給額が上がります。

わかりづらいですが、先日定年された人に話を聞くとおよそ2500万円ほどの退職金と言っていました。      

この時代の人とは退職金制度がまったく違うのですが、

定年まで働いてそこそこ等級が上がれば退職金総額は2000~3000万位だと思います。

しかし、僕は定年まで働く気がないので関係ありません。

問題は自己都合退職した場合どうなるのかということです。

残念なことに自己都合退職の場合、勤続年数に応じた係数が掛けられるとあります。

退職一時金・確定給付年金にかかる係数…勤続3年未満=0.0、勤続3~10年=0.3・・・以下略

確定拠出年金については勤続3年未満は元本を全額返還、3年以上は返還の必要なし

つまり、3年は働かないと1円も貰えないということ!!これは覚えておかないといけません。

じゃあ本題です。僕の現状の職位で5年間働いた場合の退職金はどうなるでしょうか?

計算してみます。

退職一時金は職級加算が年間21000円なので21000*5*0.3=31500円

確定給付年金は勤続年数による加算が年間18000円、

職級による加算が84000円のうち36%なので30240円。

(18000+30240)*5*0.3=72360円

企業年金だけどおそらく退職時に一時金として受け取れるはず。

確定拠出年金は職級による加算84000円のうち64%なので年間53760円

53760*5=268800円

合計=31500+72360+268800=372660円

ということでこの会社で5年働いて退職金が40万円貰えないことがわかりました。

10年以上働けば係数も変わるし、自己退職でもマシにはなります。

定年まで働けば係数はかからず定年加算+200万なんてのもあって美味しいんでしょうね。

しかし僕は働きたくないんですよ!!早くて3年、遅くて5年後には無職になりたい!!

わずかだけどぎりぎり退職金がもらえる3年が年齢は35歳であり予定貯蓄金額到達退職目標!!

退職金控除が使えるし+2年分の潤沢な貯蓄ができるであろう5年が退職理想点。

いつ辞めるかは資産額の推移によりますが、3年は頑張ろうと改めて思いました。

GW中にもう一度、退職までに貯めておかなければいけない資産額を見直しておきたいと思います。

当初、3000万円貯めようと考えていましたが3700万円くらい貯めなきゃかなと思い始めました。

無理せず無駄なくセミリタイアに向けて1円でも多く貯蓄するようにしよう!!