昼寝ねこの雑記帳

30代前半の低所得社畜の管理人さんが節約と投資とせこい小銭稼ぎでセミリタイアを目指す試行錯誤系ブログはこちらです。

20年ぶりの円安。ドルだけでなくほぼ全ての通貨に対し円安だけど大丈夫なの?

昼寝ねこの雑記帳 - にほんブログ村

 

こんばんにちは。昼寝ねこです。

久しぶりの更新になります。いよいよ職業訓練も佳境ということで忙しく過ごしております。

ここのところずっと円安傾向でしたが、今日はさらに円安が加速し1ドル128円を突破していました。20年ぶりの円安らしいですね。

リーマンショックがあったころは円高で騒いでいたこともありましたが、あの頃は良かったですね。なにせ消費者にとっては物価が安くてお得でしたから。いかれた発言で話題の吉野家の牛丼など280円とかじゃなかったかな?まぁ投資家にとっては生きるか死ぬかでそんな余裕はなかったでしょうけどね。

一方現在は株高で円安。あの頃とは真逆です。極端な円安は消費者に、そして投資家にはどう影響するのでしょうか?

国内株への影響は

あくまで僕の予想ですが、円安により輸出企業の決算は今後好調になると予想します。僕の持ち株だとトヨタキヤノンなどはその恩恵を受けることでしょう。

しかし長期的に続けば原料高や燃料費の高騰によりやはり経営を圧迫してくると思います。

国内製造企業は価格転嫁できないところから厳しくなっていくでしょうね。最終的にはどこも厳しくなっていくと思いますが…インフレばかり進んで給与が上がらんければサービス業も観光業も結局だめなんじゃないかと思います。

 

消費者への影響は

インフレが進んでもその分が給与に反映されて行かないと思うので、結果的に消費者は貧しくなっていくことになりますよね。ここ2~3ヶ月だけでばんばん値上げラッシュが続いています。

 

まだ給与所得者は賃上げへの期待が持てるけど、既にセミリタイアしてしまった勢には予想以上のインフレ速度が大きな痛手になるかもしれません。

僕は誤差程度の話だと軽く考えていましたが、逃げ切り計算機にインフレ率の計算があるのは重要なことだったんですね~。

 

国外株への影響は

日経平均が横ばいなのに対し米国株は相変わらず好調です。しかし世界的な燃料価格の高騰は止まりませんね。木材価格の高騰も。

しかしベトナム株も米国株も保有資産の含み益は最高になっています。理由としては各国の製造が立て直しつつあること、ハイテク株の調子がいいこともありますが、円ベースで計算してるからなんですよねぇ。

直接円安の影響は受けないでしょうけど、海外株を買っている身としては為替の変動は大きく影響を受けるのだと実感しますね。

 

今後の展望

これほどの円安を想定なんてできませんでしたが、僕の資産は国内資産よりも国外資産比率の方が高いくらいになっているため、結果的には円安の影響で円ベースの保有資産額は恩恵を受けていると言えます。

米国株・米ドルの保有率が割と高いですからね。

 

問題はこのまま円安に進み続けるのかということ。さすがに日銀も何らかの対策を売ってくると思いますし…

一番の検討事項は投資信託の買い付けをこのまま続けるのかということ。

現在の買い付けはクレジットカード決済ポイントを目的としてSBI・楽天マネックス3社で各5万円/月、積み立てNISAで月3.3万円になっています。

さすがに買いすぎなので、SBI証券以外の2社は順次利確(もしくは損切り)するようにしよう。

円安時には積立て額を絞るのも考えないといけませんね…。

 

転職したらしばらくはiDeCoで満額運用することになると思うので、楽天マネックスの積立は停止することにします。

 

おわり

今後はセミリタイアにシフトしていく都合、現金保有率を高めようと考えていましたが、インフレリスクが急に目に見える形で出てきたなぁと感じます。やはり資産運用はバランスが重要なのだと思わされました。

逆に言えば20年ぶりの円安水準というくらいですから、安い時に買って高い時に売るの鉄則に則り、外国資産を処分して円保有率を高めるのに良い頃合いかもしれません。