初の人間ドック。初の胃カメラは地獄だった。

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こんばんにちは。昼寝ねこです。

今日は健康診断のため会社はお休みでした。

朝から医療機関に行って人間ドックを受けてきたのです。

僕が加入している保険組合では35歳の年は人間ドックが無料らしい。

ラッキー！！と思いながら初めての人間ドックを受けることにしたのでした。

胃カメラは待たされる
第一地獄の麻酔
ファイナルラストアルティメット地獄の胃カメラ
解放されお昼ごはん
おわり

胃カメラは待たされる

コロナの影響もあって受付から開始まで結構時間がかかりました。間隔をあけて受付をしていたんでしょうね。人が移動するたびにおじさんスタッフが忙しなく椅子や机を消毒していました。受付けを終えると、着替えて他の測定項目をすいすいと済ませていましたが、胃カメラでは30分くらい待たされました。こんなに長いなら本でも持ってくればよかったと思いましたよ。

第一地獄の麻酔

ようやく名前を呼ばれ、前室に通されると手慣れたおばさんスタッフから何やら液体を手渡され、飲むように促されました。胃の気泡を取るためのものらしい。

口に含んで「ブブッっっ(;_;」ってなりました。不味い！！

おばちゃんに「あんまりおいしくないから一気に飲んだほうがいい」と後から言われたけど、先に言ってよ！！(先に言ってもだめかもしれないけど)

その後、鼻に麻酔液のようなものを入れられ、零れるようならティッシュで拭いていいよ。と言われました。それがまた鼻の奥から口に入ると変なにおいがして、この時点で既に『ｳﾞｦｴｴｴ！！ｳﾞｫｵｵｵｴｪｯｪ』と嗚咽しながら牛の出産のような涙を流していました。

待機中、後から入ってきた人へのおばちゃん説明を聞いていると「麻酔は２分は含んでおいてね」などと初耳の情報が聞こえました。なんで僕には言ってくれないんだ！！涙と麻酔液でダラダラなんだけど！？

ファイナルラストアルティメット地獄の胃カメラ

いよいよ胃カメラの部屋に通されました。薄暗い室内にはおっさん医師(技師？)と補助スタッフのお兄ちゃんがおり、寝台に横向きで寝るように促されました。

胃カメラって寝ながらやるんだぁ～へぇぇ。などと気楽に考えていたのもそこまでです。地獄☆パート2。

空気を読ませたらなかなかのものの僕ですが、すぐに補助のお兄ちゃんが優しそうな態度なのと裏腹に、医師のほうは粗雑そうな態度を感じ取っていました。

カメラを消毒液か何かで拭いた後、脱脂綿を壁(のところにゴミ箱があったんだろう)に向かって投擲したのを見て核心に変わりました。同時に恐怖を覚えました。

説明を受けた内容で覚えていることを断片的に書くと「唾液や鼻水は垂れ流したほうがいい」「目線は下げずに真っすぐ壁を見つめていること」「げっぷは我慢して」ということ。意味はすぐに解りました。

胃カメラを鼻に入れられただけでもかなり痛くて嫌な気分だったのに、その先に進むと異物感で気持ち悪く何度もえずいてしまいました。目線を下げると頭が下がり、胃カメラが内壁に接触してさらに異物感が増すのでしょうね。嗚咽を漏らしていると唾液が出てくるし、口にためているとすぐに気持ちが悪くなりました。垂れ流すのは抵抗があったけどせざるを得ないと感じましたね。

あと胃を膨らませるためでしょうが、空気を送り込まれているようで一度えずいたらげっぷがでるんですよ。我慢ってどうやるんだよ！！気軽に言ってくれるじゃないかって思いました(; ･`д･´)

よく映画で拷問にかけられてるシーンってあるじゃないですか？あんな感じですよね。苦痛に耐えているあいだ背中をさすってくれているお兄ちゃん。極限状態では神にすら思えました。正直二度とやりたくないけど、あれを皆毎年やってるんでしょ？信じがたいわ。お堅い顔したおじさんや美人のお姉さんとかもあんな醜態を晒して胃カメラ受けてるわけ？それとも僕だけあんな情けない醜態を晒すの？確かに僕は昔から異物感とかですぐにえずいちゃう自覚はあるけど。焼肉屋で頼みすぎて一人あと一切れノルマ！！って時に、おなかいっぱいで口に含んだ食べ物は絶対に飲み込めないことは知っていたけども。

来年からどうするんだよ！？バリウムより酷いものは無いと思っていたけどどっこいどっこいの地獄だったよ。