大嫌いだった同僚のクズ野郎が移動になったこと

こんばんにちは。昼寝ねこです。

今回は誹謗中傷もあるかと思うので見てて不機嫌にさせてしまうかもしれません。

そういうのが嫌な方は見ない方が良いと思います。

僕は転職して今の会社に入ったのですが、工場というのはいろいろな人がいます。

僕の感覚ではまともな人4割、おかしな人6割といったところ。

そのおかしな人の中でもいろんなジャンルがあり、ウルトラレアリティのクズが存在するのです。

今回はその中の一人、同僚“だった”屑野郎の話。

僕と屑野郎の出会い

僕とそのクズとの出会いはもちろん会社でした。

一目見たときからわかるチャラさと、人を欺くことにたけたクズだということがわかったのであまり関わらないようにしていました。女性への人当たりはよくて、二言目には『僕～なんですよねぇ』みたいな自分をよく見せようとするナルシストぶりが垣間見え、話しているだけで鳥肌が立ちました。女性のいないところでは他人の悪口や見下す発言が多くて全く好きになれない人物でしたが、それを同僚の友人(こいつも女癖が悪い)に話すと「モテるやつに嫉妬してるだけじゃない？」と言われてしまいました。

他人には理解されなそうなので関わらず放っておくことにしました。

僕と屑野郎の因縁

仕事の要件以外では一切会話をせずにいたクズ野郎と関わることができてしまいました。それは昨年の4月のバーベキューでした。他部署の人に誘われて断れずに参加したのですが、クズ野郎も来ていたのです。

同じ部署で同僚なのでテーブルも同じだったのですが、タバコふかしながら「僕昨日寝てないんですよぉ」「飲み屋で知り合った女の子家に置いてきてるんすよねぇ」などと聞いてもいない自慢を披露されたので(　ﾟдﾟ)さかりの付いた学生みたいだなぁ～と思いました。同じ30代前半なのにね。

それでそのクズがバーベキューでも派遣の女の人を酔わせてお持ち帰りしようとしてるのを見てウンザリしたので僕は早々に帰宅することにしました。

その後日、クズ野郎が二次会のカラオケで派遣の子と抱き合っていたとか、それで主催の人に怒られたとか言う話を聞いて、そしてその派遣の子には会社内に彼氏がいるという事実も聞いて「どっちもどういう神経してんのかな」と呆れたものです。

問題はなぜか僕が派遣のおばさんにラインを聞こうとしていたとかそのおばさんと交際していた主催の人が僕に対し激怒しているという事実無根の話になり、もう二度とこの会社の飲み会には行くまいと決めたのでした。この主催の人も頭がおかしい人だと知ったのですが、原因はクズ野郎が場の雰囲気をかき回した結果だと思っています。

人間性は仕事に関係ない

僕の後に入社した同僚は2人いました。このクズ野郎と25歳くらいの性格も人当たりもいい男の子(A君としましょう)でした。しばらくした後、A君が僕のところに泣きながら相談に来たのです。

彼は総務から「仕事ができないので研修期間で退職してもらう」と言われたらしく、動揺していました。総務のS氏もクソ野郎で、この話を大きくしたら「退職なんて言ってないですよ？移動を勧めたんですよ。」などと言い出し、A君移動の方向で話が進みました。

僕は上司のところに直談判しに行きました。「クズ野郎なんて置いておいても職場の雰囲気が荒れるだけであとで何かやらかしますよ！！今は使えなくても人間性のまともなA君を残すべきじゃないんですか？」と、結局作業員であるクズ野郎とA君たちの仕事は作業効率を優先するのがセオリーであり聞き入れてもらえませんでした。僕にもう少し職場内のポジションがあれば別のやり方もあったと思います。残念でなりません。

後日、僕は彼に転職を勧めました。この会社で働くよりA君の留学経験や英語力を活かした方が良いと思ったのです。今は別の仕事で頑張っているようです。

その後のクズ野郎

その後もクズ野郎の話は聞きたくもないのに耳に入ってきました。なんでも部署の飲み会でまた別の女性をお持ち帰りしたとかしないとか…僕は飲み会にも行かないので関係のないことだと全く気にしていませんでしたが、送別会という避けられない飲み会で件の女の人と同席になってしまいました。その後、よく話しかけられるようになり、なぜか旅行のお土産とか買ってきてくれるようになったので情が湧き、クズ野郎に騙されているのが不憫になりました。そいつがどういう人格なのか知っていて関係を持っているのかと。

ヤリ目で優しくされているだけなんじゃないかと。いや、絶対そうでしょう。心配していましたが、通勤から親しげに歩いているのを見たりすると、僕が何を言っても無駄。余計なお世話だろうなと思い、関わるのをやめました。

そして先日、僕が臨時対応で夜勤に入ることになり、交代勤務のクズ野郎と同じ時間で仕事をすることになったのです。このとき明らかになったのですが、クズ野郎の勤務態度がすこぶる悪い。休憩も長いし、何度も席を立って20分くらい戻らない。クズと同じ仕事をしている契約社員の男の人に確認すると、そういうことはしょっちゅうあるし、遅刻も多い、1時間遅刻してきたけど言わないでくれと頼まれたので言わなかった。などと言い出しました。遅刻して隠蔽して報告しなくていいはずがないでしょうに。

契約社員の男の人曰く「言ったらチクったって責められるから…」などと言っていました。この人も40歳過ぎですがいつもビクビクしていて変わった人です。言い出せなかったんでしょうね。

でもそれはそれ。賞罰の対象でしょう？遅刻して賞罰を受けるならまだしも隠蔽するとは、30過ぎてやることですか？この件は僕から上司に報告することにしました。

上司の対応

遅刻隠蔽の件を上司に報告すると意外なことになりました。

「クズ野郎の態度については他部署からも報告を受けている」

「別の件で他部署から要請があり、クズ野郎は移動することになった」

「次の部署は人の目も多いし、遅刻休憩も見られることになるから大丈夫」

と。

要するに上司は自分の部署で賞罰を出して問題にしたくないんでしょうね。

しっかりした人だし、僕にも親切にしてくれる人です。自身の保身にも部署の雰囲気的にもこの方が正しい判断なのでしょうね。でもちょっとがっかりしました。

僕は悪いことをしたなら、例えクズ野郎が反省をしなくてもペナルティーを突き付けてやるべきだと思うのです。そうでないと真面目にやっている人間が損してるみたいじゃないですか？

しかし、この件も僕の力の届かない話。やりようでおお事にしてもいいですが、これ以上は僕にとって損しかありません。

結局、人間性のないやつを置いておいても場をかき回して他人を傷つけ、迷惑をかけるだけなのです。幸いにも移動先は大変な肉体労働ですから、僕の知らないところで頑張って欲しいものです。二度と会うこともないでしょう。

おわり 

クズ野郎と出会ったことで僕の力のなさを痛感させられました。結局僕にできることなんて自分の心の平穏を保つために他人と関わらないようにするだけなのかなって。

こんなしょうもない奴のいる場所で働いているのも自分の人生の逃げと判断によるものなんですよね。重い期待や責任から逃げてきたのですから。ですけど、せめてあのクズ野郎のように他人を傷つけて他人を欺いて優越感を持つような人間にはなりたくないと思います。

僕はこの薄汚れた社会で生きるには弱すぎます。僕は、誰も傷つかず誰も泣くことのない、のんびり昼寝だけしてればいい、そんな僕の国を作ることに専念したいと思います。